会長挨拶
寒暖差が激しく体調不良を引き起こしやすい季節となりましたが、歴史学会の会員の皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年末に歴史学会の大会があり、会長と理事の一部の交替が承認されました。大石会長、それから任期を終えられた理事の皆さん、これまでどうもご苦労様でした。また、まだ理事を続けていただく皆さん、そして新しく理事になられた皆さん、これからよろしくお願いいたします。
実は、今回の会長職は再登板です。前回は2008年末の大会・総会から4年間、会長職を務めさせていただきました。会長職を引き受ける数ヶ月前に、今年2月で15歳になる「シェルティ」を飼いはじめ生活が一変したのですが、それで自分の新たな側面を発見する結果になりました。それが会長職を引き受けた大きな理由のひとつでした。また、リーマン・ショックが起こり、アメリカで黒人初のオバマ大統領が誕生するなど、政治や経済の変化を実感させられた年でもありました。
前回の会長職を引き受けたのは50代半ばで、その際もそれまで会長をやられた先生方に比べて若かったので、かなり躊躇したことを憶えています。しかし今回は逆の意味で...