『史潮』新62号(2007年11月)

特集 近代国家とコミュニケーション

【特集にあたって】
千葉正史「近代国家とコミュニケーション―交通・通信・運輸―」
【シンポジウム報告論文・コメント】
柿崎一郎「タイにおける鉄道観の形成 1885~1910年―誰がどのように認識したのか―」
山根伸洋「近代日本における郵便・電信網整備の経験―交通基盤構築をめぐる国家的戦略の生成―」
小松香織「シンポジウムコメントI―日本、タイとトルコの事例とを比較して―」
原武史「シンポジウムコメントII―日本近代国家形成の立場から―」

自由論題報告要旨

前川浩一「近代産業の発達―堺市所在、梅鉢鉄工を例として―」
大島香織「占領下の「被爆地」報道―『中国新聞』の8月6日―」

大会参加記

小林一美/高尾善希

論文

和氣俊行「応永三一年の都鄙和睦をめぐって―上杉禅秀遺児達の動向を中心に―」

書評

宇都宮美生「鶴間和幸編著『黄河下流域の歴史と環境―東アジア海文明への道―』」

新刊紹介

小沢詠美子「都市と祭礼研究会編『天下祭読本―幕末の神田明神祭礼を読み解く―』」
浦井祥子「村井早苗著『キリシタン禁制の地域的展開』」

追悼

内河久平/渡辺紘良「中嶋敏先生を悼む」

月例研究会報告要旨

綿貫哲郎/李里花/佐藤実/木畑和子

彙報/英文レジュメ