『史潮』新83号(2018年6月)

特集 宗教的「他者」化と共存のポリティックス

特集にあたって
【特集論文】
辻明日香「十字軍と中東のキリスト教徒」
曽根原理「東照宮祭祀から見る日本近世宗教」
土肥歩「民国初年の「神像破壊」をめぐって―鍾栄光と陳景華―」
川﨑亜紀子「宗教的「他者」化と共存のポリティックス―近代フランス・ユダヤ史研究の立場から―」

自由論題報告要旨

田中浩司「室町・戦国期の京都の金融の実態と徳政令」
高木まどか「遊郭で捕縛された「穢多」「非人」「無宿」―『犯科帳』を主として」

大会参加記

中田崇/池田浩貴

書評

前野弘志「ジョン・G・ゲイジャー編/志内一興訳『古代世界の呪詛板と呪文』」
蝶野立彦「森田安一著『『ハイジ』の生まれた世界』―ヨハンナ・シュピーリと近代スイス―」
山之内克子「イェルン・ダインダム著/大津留厚・小山啓子・石井大輔訳『ウィーンとヴェルサイユ―ヨーロッパにおけるライバル宮廷1550〜1780―』」

彙報