『史潮』新87号(2020年6月)

小特集 第二回「歴史総合」シンポジウム「近代化」の論じ方―明治維新と世界―

長谷部圭彦「小特集にあたって」
【特集論文】
三村昌司「明治維新のとらえ方―「近代化」と「国民国家」を手がかりに―」
鹿野美枝「明治維新期のイギリスの覇権とインド支配」
鈴木楠緒子「プロイセンの東アジア遠征から考える「近代化」の対外的契機」
奥美穂子「オスマン帝国における「近代化」―明治日本との比較を念頭に―」
高綱博文/桐生海正/大石学「コメント」

書評

穴井佑「那須敬『イギリス革命と変容する<宗教>―異端論争の政治文化史―』」
畠山禎「竹中浩『模索するロシア帝国―大いなる非西欧国家の19世紀末―』」
高綱博文「関智英『対日協力者の政治思想―日中戦争とその後―』」

新刊紹介

下村周太郎「黒田智・吉岡由哲編『草の根歴史学の未来をどう作るか―これからの地域史研究のために―』」

彙報/『史潮』投稿規定/「歴史学会」会則/入会のご案内/編集後記