『史潮』新93号(2023年6月)

特集 近代法と伝統的法観念―法の継受をめぐる諸相

山口亮介「明治初期民事裁判手続における伺のなかのフランス法と伝統的観念」
大庭裕介「二つの近代法をめぐる伝統と欧化――刑法・民法編纂過程と儒学認識の変容――」
藤波伸嘉「オスマン憲法史序説」
久保茉莉子「訴追制度から考える「伝統」と「近代」―近現代中国の自訴制度に注目して―」

投稿論文

谷藤智弘「国王ジョージ二世のハノーファ渡航をめぐるイギリス政界の議論―王の行動の自由と議会による助言のせめぎあい―」

小特集 第五回「歴史総合」シンポジウム 地域(ローカル)から世界へ

小川輝光「地域で世界と出会うための教材と授業―神奈川の関東大震災とビキニ事件を事例に―」
吉田達矢「近代名古屋在留タタール人が生きた「世界」」
佐藤仁史「地方志から近代中国の地域(ローカル)を読む」
北村厚「コメント」
鈴木明日見「参加記」

書評

朝治啓三「高山博・亀長洋子編『中世ヨーロッパの政治的結合体―統治の諸相と比較』」
福永善隆「邉見統『前漢時代における高祖系列侯』」

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