『史潮』新58号(2005年11月)

特集 倉庫から見た国家

【特集にあたって】
清水正義「倉庫から見た国家」
【特集論稿】
樺山紘一「歴史における倉庫を考えるために」
高宮いづみ「古代エジプトの倉庫と国家」
徳江佐和子「インカ国家の倉庫」
熊野聰「農民が自立していた場合―前近代北欧の倉庫のあり方―」
千葉正史「清代中国における国家と倉庫―漕運制度と北京の倉庫―」
大川裕子「中国古代史の視点から」
田中圭一「幕末・佐渡広恵倉から日本をみる」
積山洋「日本原始古代の大型倉庫群」

自由論題報告要旨

近藤富成「清朝後期の帰綏・フフホトの価格体系―近代以前の漢地とモンゴルの交易条件―」
山本智之「戦中期における日本陸軍の終戦構想―一九四三年前後を中心にして―」

論文

白井優子「院政期における弥勒信仰の変遷」

研究ノート

小林康達「大逆事件針文字書簡と杉村楚人冠」

書評

石島紀之「桃荷生著(多田狷介訳)『雲南のタイ族』」

新刊紹介

『郷土史大辞典』刊行にあたって

インタビュー:代表編集委員 阿部猛氏に聞く

彙報