『史潮』新84号(2018年12月)

特集 歴史の中の議会

仲丸英起「全国議会創設期における各国の代表観」
花房秀一「中世フランスにおける全国三部会と地方三部会―1350年代のノルマンディ地方三部会を中心に―」
青木康「ネイホブ議員出現の衝撃―インド成金とイギリス議会―」
三村昌司「近代日本における多数決の導入―明治初年地方民会を中心に―」
手塚雄太「第一回普通選挙における選挙運動―内務官僚・植民地官僚守屋栄夫を事例として―」
佐々木紳「オスマン帝国とデモクラシー―新オスマン人の知的格闘の軌跡―」
味岡徹「中国人民代表大会制度の彷徨」

論文

平正人「フランス革命を生きた新聞記者カミーユ・デムーラン」

書評

遠藤紳一郎「関静雄著『ミュンヘン会談への道―ヒトラー対チェンバレン 外交対決30日の記録―』」
室井康成「小澤実編『近代日本の偽史言説―歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー』―」
夏目琢史「土屋紀義・佐々木研太著『江戸時代の呂氏春秋学―山子学派と森鐵之助・新出注釈二種【解説と翻刻】』」