『史潮』新68号(2010年11月)

特集 歴史学と宗教研究

山道佳子「十八世紀後半のスペインにおける「バロック的信仰」と「脱キリスト教化」の再検討―バルセローナ市の職人とその妻たちの遺言書から―」
田瀬望「十八世紀フランスにおけるフリーメイソンと宗教―研究の動向と展望―」
小武海櫻子「近代中国の新興宗教結社について―近年の研究動向とあわせて」
菅野洋介「武蔵野新田成立と寺院創出~寺社奉行の動向をめぐって~」
加藤紫識「都市における同業神信仰」

論文

上野聖薫「一八六〇年代初頭の中国における上海欽差大臣改編論議」

書評

大橋毅顕「大石学編『一九世紀の政権交代と社会変動―社会・外交・国家―』」
髙山慶子「片倉比佐子著『大江戸八百八町と町名主』」
古川高子「升田大和彦著『ワイマール期ドイツ労働組合史 職業別から産業別へ』」
加藤貴「竹内誠著『寛政改革の研究』」

新刊紹介

岩崎信夫「加藤正彦、八耳文之編『黒羽清隆歴史教育論集』」
山崎久登「竹内誠著『江戸文化の見方』」
山崎久登「長谷部弘・高橋基泰・山内太編『近世上田領上塩尻村の総合研究・別巻 飢饉・市場経済・村落社会―天保の凶作からみた上塩尻村―』」

月例会報告