『史潮』新90号(2021年12月)

特集 人の移動における自由と不自由のあいだ

松岡昌和「特集にあたって」
【特集論文】
日尾野裕一「イギリス大西洋世界とプファルツ難民」
江川ひかり「オスマン帝国における遊牧民の定住化過程―ヤージュ・ベディル遊牧民グループの事例を中心に―」
町田明広「幕末の対外戦略と留学生―長州ファイブと薩摩スチューデントを事例に―」
【特集コメント】
川喜田敦子「人の移動と近代のはじまり」
鈴木英明「移動に着目した新たな国家論の可能性へ」

投稿論文

大和久悌一郎「動員と過密―コベントリに見る第一次世界大戦期イギリスの地方都市における戦時動員体制―」

大会参加記

行田健晃

書評

松岡昌和「瀬戸裕之/河野泰之『東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略』」
渡邉裕一「渡辺浩一/マシュー・デーヴィス編『近世都市の常態と非常態―人為的自然環境と災害―』」

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