歴史学会シンポジウム「いま「歴史総合」を考える」のご案内

歴史学会シンポジウム「いま「歴史総合」を考える」のご案内です。
会員でない方もご参加いただけます。事前登録も不要です。
詳細は下記をご参照ください。
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いま「歴史総合」を考える

≪基調講演≫
藤野敦(文部科学省・国立教育政策研究所)

≪歴史学会からの応答≫
大石学(東京学芸大学) 長谷部圭彦(早稲田大学)
桐生海正(秦野曽屋高等学校) 松岡昌和(立教大学・跡見学園中学校高等学校)

2022年度から、高等学校において新科目「歴史総合」が始まります。これは具体的には、どのような科目なのでしょうか。これまでの世界史や日本史とは、どこがどう違うのでしょうか。そもそもどのような目的で、このような改革がなされるのでしょうか。歴史学会は、文部科学省・国立教育政策研究所の藤野敦氏をお招きし、こうしたお話をうかがいます。そして、大学と高等学校それぞれの立場からそれに応答することにより、「歴史総合」への理解を深めます。
皆様のご来場をお待ちしております。

日 時:2018年10月13日(土)13:00-17:30

会 場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー12階1123教室

資料代:200円

      会員でない方もご参加いただけます 事前登録も不要です

《報告者紹介》
藤野敦
文部科学省教科調査官、国立教育政策研究所教育課程調査官。専門は日本近代史、社会科教育。主著は『東京都の誕生』(吉川弘文館、2002年)、『近代日本の形成と地域社会』(松尾正人編、岩田書店、2006年)、「能動的・協働的な授業方法をどのように学修するのか」『中等社会科教育研究』(34号、2015年)、「新学習指導要領における地理歴史科のポイント」『中等教育資料』(2018年8月号、共著)。

大石学
歴史学会会長、東京学芸大学教育学部教授、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会社会・地理歴史・公民ワーキンググループ委員、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会高等学校の地歴・公民科目の在り方に関する特別チーム委員。専門は日本近世史。主著は『享保改革の地域政策』(吉川弘文館、1996年)、『江戸の教育力』(東京学芸大学出版会、2007年)、『新しい江戸時代が見えてくる』(吉川弘文館、2014年)。

長谷部圭彦
歴史学会理事、早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員。専門はオスマン朝史、世界教育史。主著は『オスマン帝国史の諸相』(鈴木董編、山川出版社、2012年)、『就学告諭と近代教育の形成』(川村肇・荒井明夫編、東京大学出版会、2016年)、“The 1869 Ottoman Public Education Act,” The Journal of Ottoman Studies (No.51, 2018).

桐生海正
歴史学会理事、神奈川県立秦野曽屋高等学校教諭。専門は日本近世史。主著は『首都江戸と加賀藩』(大石学編、名著出版、2015年)、『現代語 抄訳で楽しむ 東海道中膝栗毛と続膝栗毛』(大石学編、KADOKAWA、2016年)、「近世後期柳川村周辺における漆液の生産と流通」『郷土神奈川』(56号、2018年)。

松岡昌和
歴史学会理事、立教大学アジア地域研究所特任研究員、跡見学園中学校高等学校非常勤講師。専門は東南アジア史。主著はJapanese Language and Soft Power in Asia (Kayoko Hashimoto ed., Palgrave Macmillan, 2017), 『歴史学者と読む高校世界史』(長谷川修一・小澤実編、勁草書房、2018年)、「日本占領下の香港とシンガポールにおける戦争とメディア」『文明21』(40号、2018年)。

主催:歴史学会
お問い合わせ:rekigaku*yahoo.co.jp宛(*は@に変えてください)

歴史学会シンポジウム「いま「歴史総合」を考える」ポスター