カレンダー効果
HP担当理事に何でもよいからと文章を求められたので、一言書き記す次第です。ブログの何たるかを尋ねたくらい、近代兵器に無知な過去の人間ですが、無知なのが却って幸いするかもしれないという話です。
私らの学び始めの頃、手書きをコピーする青焼きは有りましたが、コピー機はなく、会合の資料は大部分ガリ版刷りでした。そのため個人的な資料集めも書き写しによりました。私の場合、更にB6のカードも用い、それは多いのか少ないのか知りませんが数千枚に及びます。適当に何十個のファイルに納めておいて絶えず移動させているわけですが、或いは無駄なことをしているかもしれません。若い方々のパソコン入力とは容量からして雲泥の差が有りそうです。しかし、現在、視力が衰えても、なお活用できるのは書き写しの効用に違いありません。新しい資料に出くわしても、つい近代兵器を使ってコピーしないと気が済まないのは、パソコンに入力するのではなく、書写する習慣の賜物でしょう。更にそのB6カードは場所を取りますが並べるという作業によって一覧に供することもできます。
カレンダー効果とはそのことです。1枚1枚めくるカレンダーは、今あるか...