第7回「「歴史的な見方・考え方」と歴史総合」(2024年10月5日)
第一部:教育現場の実践から「見方・考え方」を検討する
- 報告1:空健太(国立教育政策研究所)「「歴史的な見方・考え方」をどのように捉えるか」
- 報告2:上野信治(神奈川県立相模原中等教育学校)「「見方・考え方」をはたらかせる歴史総合の授業―現代的諸課題に着目して―」
- 報告3:行田健晃(成蹊中学・高等学校)「中学校の歴史授業が目指すもの―授業の目的と実践から―」
- 総合討論
第二部:大学における「見方・考え方」の育成
- 報告4:白神健吾(学校法人櫻美学園都城東高等学校)「歴史総合―大学教職課程と現場でのギャップ―」
- 報告5:日高智彦(東京学芸大学)「社会科における「見方・考え方」から問う歴史学と歴史教育」
- コメント:小田中直樹(東北大学)
- 総合討論
(掲載『史潮』新号)
第6回「歴史教育の現場との対話―歴史の語り方、史資料の使い方―」(2023年10月8日)
- 報告1:大谷千鶴(神奈川県立平塚江南高等学校)「高校教育の現場から」
- 報告2:杉本諒(成蹊中学・高等学校)「「あたりまえ」を理解し、相対化する歴史総合の授業」
- 報告3:松木美加(神奈川県立横須賀大津高等学校)「多様な「グローバル化」をどう授業するか」
第二部:資料館および教科書執筆の現場から
- 報告4:金田敏昌(外務省外交史料館)「史資料としての特定歴史公文書等―戦犯関係文書の利用体験にもとづいて」
- 報告5:勝田俊輔(東京大学)「「大西洋世界」をめぐるいくつかの論点」
第三部:コメントディスカッション
- コメント:長谷部圭彦(東京大学)「対話から生み出されるもの」
- 総合討論
(掲載『史潮』新95号)
第5回「地域(ローカル)から世界へ」(2022年10月16日)
- 報告1:小川輝光(神奈川学園中学・高等学校)「地域で世界と出会うための教材と授業―神奈川の関東大震災とビキニ事件を事例に」
- 報告2:吉田達矢(名古屋学院大学)「近代名古屋在留タタール人が生きた「世界」」
- 報告3:佐藤仁史(一橋大学)「地方志から近代中国のローカルを読む」
- コメント:北村厚(神戸学院大学)
- 総合討論
(掲載『史潮』新93号)
第4回「「グローバル化」の論じ方:−わたしたちの生活と世界―」(2021年10月23日)
- 報告1:戸邉秀明(東京経済大学)「米軍基地から考える「グローバル化と私たち」~沖縄の経験を中心に~」
- 報告2:兼子 歩(明治大学)「冷戦下のアメリカをジェンダー/セクシュアリティから考える」
- 報告3:門間卓也(日本学術振興会/関西学院大学)「戦争・教育・ツーリズム ―ユーゴスラヴィア紛争の記憶と犠牲―」
- コメント1:内田力(東洋大学/東京大学)
- コメント2:豊田悠(瀧野川女子学園)
- 総合討論
(掲載『史潮』新91号)
第3回「「国際秩序の変化や大衆化」の論じ方―1910年代から50年代の世界」(2020年10月31日)
- 趣旨説明:長谷部圭彦(東京大学)
- 報告1:大和久悌一郎(川村学園女子大学)「第一次世界大戦とイギリス社会―労働の動員とその影響」
- 報告2:松岡昌和(東京藝術大学)「アジアの植民地における大衆文化と国際秩序変化への対応」
- 報告3:大庭裕介(玉川大学)「歴史総合における「大衆化」と戦前日本の普通選挙」
- コメント1:大谷千鶴(神奈川県立秦野曽屋高等学校)
- コメント2:兼子歩(明治大学)
- 総合討論
(掲載『史潮』新89号)
第2回「「近代化」の論じ方―明治維新と世界」(2019年7月14日)
- 趣旨説明:長谷部圭彦(早稲田大学)
- 報告1:三村昌司(防衛大学校)「明治維新のとらえ方―「近代化」と「国民国家」を手がかりに」
- 報告2:鹿野美枝(立教大学)「明治維新期イギリスの覇権とインド支配」
- 報告3:鈴木楠緒子(文部科学省)「プロイセンの東アジア遠征から考える「近代化」の対外的契機」
- 報告4:奥美穂子(明治大学)「オスマン帝国における「近代化」―明治期日本との比較を念頭に」
- コメント1:高綱博文(日本大学)
- コメント2:桐生海正(神奈川県立足柄高等学校)
- コメント3:大石学(東京学芸大学)
(掲載『史潮』新87号)
第1回「いま「歴史総合」を考える」(2018年10月13日)
- 基調講演:藤野敦(文部科学省・国立教育政策研究所)
- 歴史学会からの応答:
- 大石学(東京学芸大学)
- 長谷部圭彦(早稲田大学)
- 桐生海正(秦野曽屋高等学校)
- 松岡昌和(立教大学・跡見学園中学校高等学校)
(掲載『史潮』新85号)